金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「『スラック』から考える失業率 (その3)」―働いていない人々をすべて含めて考える:リッチモンド連銀のHornstein-Kudlyak-Lange非雇用指数NEI

日本会議通訳者協会のマイク関根さん(先日『通訳というおしごと』(https://www.amazon.co.jp/dp/4757433972/ref=tmm_hrd_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=)を出されました)にそそのかされて(?)昨年春から、本業(金融翻訳)で出会いそうな、でも深く調べずに訳語検索だけで終わりそうな言葉を捕まえて解説(いや、感想か?)をする連載を持たせていただいております。
今回は第4回。「失業率がかなり低い(かった。ここからはわかりませんで~)のに景気が良いと実感できないのはなぜ?」という素朴な疑問が出発点で、調べてみたら今、世界で採用されている「失業率」にかなり問題がありそうだということに気がついたテーマの3回目です。
先日、自粛直前に関根さんと飲んだら「鈴木さん、今のもとってもいいんだけど(←ここはお世辞なくらい俺様でも分かる)、もうちょっと軽いのも・・・」とやんわりと叱られた(←こっちが本音なくらいあたしでも理解できますわ)ので、次回はもう少し柔らかい、というか「よく耳にするけれどもその背景がよくわかっていない」経済用語について書くつもりです(テーマは決まっています)。
 よろしくお願いします(このシリーズの(1)からお読みいただいた方がよいかも:記事中にリンク先が貼ってあります)。