金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2016-06-02から1日間の記事一覧

のどかな時代?―『翻訳出版 編集後記』常盤新平 (幻戯書房)より

「1967年当時、十万部を超す翻訳ものは、1年に1冊出ればいいほうだった。ハヤカワ・ノヴェルズとハヤカワ・ノンフィクションの編集を担当していた私が、翻訳者に仕事を依頼するときは、おおむね初刷は五千部であると申し上げていた。アメリカでいかにベスト…