昨日の飲み会で、英和は研究社と三省堂とアルク(英辞郎)で有料サービス受けていると話し、内容を説明したら、「鈴木さん、それって串刺し検索をオンラインでやっているのと同じだと思う」と言われた。
確かに専門辞書は紙なのですが、「もうそれ(有料オンラインサービス)に慣れちゃっているのであればわざわざ辞書買わなくてもよいのでは?」とも。
パソコンの中に辞書をため込んで(買い込んで)串刺しに検索させる、というのはオンラインやクラウドがまだ未発達の頃の遺物と言えないでもない。特に研究社は定期的に新語を加えているのであればそっちの方が進んでいるとも言える、というご意見も。
う~む。
と考えています。
昔、翻訳の講習会等に行くと「串刺し検索」という言葉をよく聞いた。当時はまだこの言葉が生きていましたが、今もあるのかな?(僕はその手の講習会に何年も出ていないので僕が知らないだけかも)。この言葉、「電話帳」と同じで、聞いたこともない若い人もいらっしゃるかも。
とはいえ、これからの「串刺し検索」は文字通り「世の中の公開情報からの検索」を意味するようになる。そして契約した生成AIに登録済み辞書を入力しておき、例えば英文を打って「訳せ」と命じると、登録辞書からの検索語を優先した訳文(訳文には出所付き)が出てくる時代になっていくのかも(2023年3月8日記)。