以下は、今からちょうど6年前の今日、今は社会人1年目の次男が某大学を受験した翌日にFBにお友だち限りで書いた文章である。当時私がまさに訳していた書籍の原書が大学入試の問題に採用されていたのだ。当時は訳している最中だったので書名は明かせなかったが、この入試から4カ月後に『Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法』(ウォーレン・バーガー著、鈴木立哉訳、ダイヤモンド社 (2016/6/24))となって結実した。もちろん息子は私が当時何を訳していたかを知らないし、当然日本語訳があるわけでもない。つまり息子の大学受験には直接的にはなーんにも関係ないのだけれど、何となくご縁を感じた次第。なお次男は、この入試には落ち、第一希望にも落ちて1年浪人した後、この問題を出した同じ大学の同じ学科に合格。第一希望にも合格したのでそちらに進学した。2015年2月13日のブログに転載しようと思ったのだが、今の方が面白いかと思いこちらに転載する。
(ここから)
昨日次男が受けた大学入試。出来はともかく見ておいてくれないかと言われ、今日の夕方時間が合ったから読み始めた。
大学入試には相当難しいな。あれ、なーんか似たテーマだな。内容もにている・・・いあピタリ。し・・・・え、ちょっと待てよ。うん?あれ、じぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇーーーーー!!!(古くてスミマセンな、ななななんと今僕が訳している本の一節ではないか。
気がつくまで1分かかったのはちとヤバイかも(少なくとも1行ではわからなかった・・・( )とかあるし、と言い訳しつつこっちの方が心配になった)。
「おい、この問題、今お父さんが訳している本だ」
「な~んだ、だったらお父さんに受けてもらえば良かった」
こういうの、「問題的中!!」とは言わんわね。ただ、何となく流れ的に「来てる」という感覚と、大学入試に出る固い内容なので・・・という評価の2つあり得るな。「ですます調」にしてよかったかも
いやはや色々なことが起きた1日であった。