金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

誰でも1日だけならできることを365日続ける-「続けている生活習慣」ランキング(2021年2月9日)

翻訳、というか語学って、経験を積み重ねることによって力がついていく能力だと思うので、「誰でも1日だけならできることを365日続ける」を生活信条にこの20年間努力を続けてきました。今の僕の生活の中で「続けているものは何か」を探してみたランキングが以下の通り。

1位:Time定期購読  41年 (Since 1980)
(コメント)大学合格が決まってまずしたことがTimeとNewsweekの定期購読の申し込みでした。サラリーマン時代は英語と関係ない部署にいたこともあった(新人時代は岡山で過ごしました)が、Time/Newsweeの定期購読を止めたら英語との縁が切れそうだという理由だけでほとんど読まないのに継続手続きしたこともあります。写真だけを眺めている時期もあったなあ。両紙とも昔からグローバルネットワークが充実していて、アメリカに行った時も、スイスに行った時も、新しい住所を知らせればほとんど間を置かず送り続けてくれました(引っ越しの間の一時休止期間部分は定期購読期間にカウントされていなかったと思う)。

2位:結婚  35年(Since 1986)
(コメント)結婚は「生活習慣」ではなく、生活そのものですが、とりあえず「続いている」ということでここに挙げました。広瀬アリスのドラマ「知ってるワイフ」。逃げ出す前の夫の生活、既視感があります。サラリーマン当時の僕はああだったことを認めます。ウチはたまたまモンスターにならなかっただけ。心から反省するとともに、私のようなトンデモ人間に愛想をつかさずよくぞ付き合ってくれている妻に感謝。
知ってるワイフ - フジテレビ

3位:*Newsweek定期購読  32年  (Since 1980)は紙媒体の廃止(2012年と共に終了)されましたが、それまではTimeと同じです。

4位:読書ノート  28年(Since 1993)
(コメント)読んだ本の冊数を記録するつもりで始めたノート。今は3冊目。当初はかなり抜き書きをしていたが、ここ数年は読了した日と書名を書き込むだけになっている(したがって1年分が2頁程度に収まってしまう)。ちなみに今は妻の方が1冊読むごとにビッシリ抜き書きをしています。私が妻に「良い影響」を与えた唯一の習慣かも。

5位:「営業日誌」  19年(Since 2002)
(コメント)サラリーマンを辞めた翌日(2002年9月1日)から自己管理のために付け始めた。大学ノートの見開き2頁に4日分。何時に起きて、何をしたという時間を書いています。自営業なので時間コストを計算する必要があり、毎日、毎週ごとに「翻訳時間」の集計のために書き続けています。現在58冊目。

6位:翻訳ストレッチ 14年(Since 2007年)
(コメント)正式に記録は取っていないのですが、2007年に日本翻訳連盟で講師をさせていただいた折に、今の翻訳ストレッチ(当時はそう読んでいなかった)にあたる自己啓発の話をしていましたので、一応それ以降と考えると14年。2016年ごろに「翻訳筋トレ」と名付けましたが、仕事の力をつけるというよりは、仕事始めのウォーミングアップの意味合いが強いと思い、「翻訳ストレッチ」に改称した次第です。

以上です!