金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

さすが防災リュック(実に下らない話です)(2020年3月12日)

昨晩、夕食時に相方が突然言い出した。
「お父さん、防災リュックにマスクが入っているかも!」
「どうして・・・?」
「今日、Iさん(サークル仲間)から『ウチ、防災バッグ探したら出てきたのよ』って言われたの」
・・・と言うと納戸に行き、一枚の紙を持って戻ってきた。我が家は東日本大震災の後、防災リュックを用意してあった。
「何それ?」
「防災リュックの中身リスト・・・ええっと・・・・あーあった!」
・・・と言うとまた納戸に行き、ゴソゴソ言う音が・・・「お父さんあったわよー!」
そういうとニコニコ顔で数十枚のマスクが入ったビニール袋を持ってきた。「あ~よかった。これでしばらく大丈夫だわ」
「よかったな~」「うん♡」
・・・と、そこで止めておけばよかったんだが、ついうっかり、一言言ってしまったのだ。
「・・・さすが防災リュック!」と。
妻の手が止まる(し、しまった・・・じ、地雷を踏んだかも(でもわかってない))。
「お父さん、あのリスト作ったのだれ?」
(あ、わかったと思った時には遅かりし由良之助)
「お、おかあさんです」
「色々なところを走り回ってリュックの中身をぜーんぶ揃えたのは?」
「お母さんです」
「だったら、言うべき言葉はちがうんじゃないの?」
「は、はい。『さすがお母さん!』でした」。
しばしの沈黙。
「そーゆーところなのよ、お父さんが外すのは・・・!!!」
(以下略)