金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

プロの本音(2020年2月)

以下は、某零細企業の経理担当取締役が、私にだけこっそり教えてくれた「プロの本音」である。くれぐれも他言無用に願いたい。

「あたしもアベさん個人的に大嫌いだけど、経理担当としたら何となく頼りになるなあ」

「どうしてよ」

「お目こぼししてくれそうじゃない、アベさん」

「え~?」

「だって、自分が桜やってんでしょ。だったらウチ位の零細企業が多少、公私混同してもいいじゃん。納豆ぐらい時たま経費にいれたっていいじゃん。」

「そういうのをモラルハザードっていうんだよ」

「それくらい知ってるよ、あたしだって新聞読んでんだから・・・でもさー、たとえばよ、もし野党が政権取ったらお目こぼしなくなるんじゃないかなあ、税金の取り立てが厳しくなるんじゃないかしら。K産党なんか原理原則をきっちり当てはめてきて厳しそうじゃない。そう考えている中小企業の経営者多いと思うなあ」

「それを言っちゃあ・・・・」

「だってあなた、もしあなたの応援している山本太郎さんが政権取ったら消費税なくなるのよ!今、あたしたち消費税の半分手元に残しておけるのが、なくなっちゃうじゃん。

「あたし今度の家族旅行、半分は社員だから社員旅行にしてもいいかなあなんて思ったりするのよ・・・そういうのも野党政権になったらできなくなりそうじゃん。

「・・・あたし消費税なくされたら困る。消費税廃止絶対反対!」

「おいおい・・・」