金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

内野聖陽、恐るべし。(2019年9月)

テレビドラマの「臨場」が始まる直前の特別番組で、若手検視官役に抜擢された渡辺大が特別番組のインタビューで、出演するにあたってのアドバイスを父親の渡辺謙に求めたところ、「主人公役の内野聖陽さんは役作りを徹底的にする人なので、教えてもらえることが多いはずだ」という話をした。

当時僕は、内野聖陽さんのことを好きだったけれども、いつも同じような、つまり男っぽい(一見粗野だが根は優しい)役をしているので「そんなもんかな~」と思った程度だった。実際、臨場の内野さんは、僕のイメージ通りの役で、十分満足した(それでよかったんだけどね)。

しかし、今回の「きのう何食べた?」を見て渡辺謙さんのおっしゃっていたことの意味がよ~くわかった。

内野聖陽、恐るべし。とんでもない役作り、とんでもない役者だということを思い知りました。

そしてさすが渡辺謙、適確なアドバイス。恐るべし。

(後記)今、NHKでやっている「おかえり、モネ」でその内野さんと西島秀俊さんの共演を見たときは、得も言われぬ感動を覚えました(2021年9月28日記)