金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

「どうせバレな(い)」ければいいのか(2017年6月)

「最近 盛んに報道されているので、加計孝太郎氏と安倍首相の関係は承知している」(萩生田官房副長官

昔の政治家にも国民をバカにした奴はいたはず。そしてそういう奴は淘汰されていた(と信じたい)。

ただ、昔はそれ(国民をバカにしているの)が国民から見えなかった。

今は見えちゃう。ウソもすぐばれちゃう。

縦横斜め、過去から現在まで、あなたが言ったこと、したこと、あんた方が今していることがよ~く見えるようになった。

政治家は国家国民のために、やむを得ずウソをつかなけれならないこともあるだろう。世間にはそれを批判しつつも理解し、受け入れる度量はあると思う。
でも、自分の保身や自分のお友だちを利するためにウソをついちゃおしまいだ。政治家として、そして人として。

そして、「どうせバレない」と高をくくっている。
国民をバカにしている。本当は自分がバカなのに。
無能な人間が、私利私欲に基づいて国を動かし、国民を馬鹿にしている。
だから許せないんだ。
そして人はだれでも、自分がバカにされたことを忘れないものだ。

そのことを彼らは、たぶんわかっていない。

(後記)5年前の投稿ですが、甘かったな。彼らは「バレても平気だ」と思っている。そして「国民はそのうち忘れる」と。

馬鹿にしてると思います(2022年6月17日)。