『TOEIC 完全教本 新形式問題対応』
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のテスト1を、パートごとに時間を測って取り組み、採点し、復習を終えたところ。
とはいえ本番と同じではなく、毎日30~40分程度ずつ割いているので、「一気に通してやるのとは頭への負荷が全然違う」(息子の弁)は分かっております。
以下、パーツごとに一通り、1度だけ経験した者の思いついた今時点での感想を。
すでに一部書きましたが、TOEICは
(1)英語圏での生活/社会/ビジネス経験の豊富な人ほど有利
という感想は変わりません。おそらくここで言う「経験」には海外経験も含まれるはずで、自分が当事者じゃなくても、「あのシーンどこかで見たことある」「どこかで耳にしたことある」という経験を積んでいた、例えば帰国子女の方が圧倒的に有利だと思います。その意味ではウチの大学生の息子のように海外経験がなくて高得点を狙おうとすると、紙の上で疑似体験を広~く浅~くしなければならないので大変だと思う。
(2)TOEICには深みがない。
TOEICの(聴)読解力とはつまり、聴いて、読んで基本的な情報を読み取る能力。現代国語の読解力とは違う。昔やったGMATの読み取り能力よりははるかにレベルが低い。肌感覚で言えば、小学校高学年の社会科、あるいは中学校の現代社会?レベルの知識と読み取り力を試されているのではないかと思った。だから、TOEICである程度以上の点数(例えば900~950点以上?)を常に取る努力には意味があったとしても、満点を取る努力は、努力したほどの意味がない(単なる注意力テストになる可能性がある)(TOEICの先生になる人以外は)。
(3)特にリスニングには集中力がいる。
フッと気が抜けると聞きはぐって分からなくなることがありました。もっとも、ネイティブ並みの英語力があれば気が抜いていても耳が残っているとは思いますが。
以上です。また感想は変わるかも知れませんが、今時点での正直な感想ということで。