金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

ケーズデンキ西葛西店の“神”対応

 

(*念のため:この記事を書いた私は、ケーズデンキの株主です)

裏紙使って印刷しようとしたら紙詰まりはよくある話ですが、今回は詰まり方がヘンで、手で強引に紙を引き出したら壊れてしまった。電話ファックススキャン印刷複合機

4年半前に買ったので修理よりは買い換えだ、ということになりケーズデンキ西葛西店に行って新品の購入を決めてきたのですが、店員のMさんのかゆいところに手が届くような、顧客目線に立った、でも「ウチも商売なんで・・・」を気持ちよくこちらが受け入れてしまうような対応に感動した。

Mさんだけじゃない。開店以来、この店の店員さんは一人の例外もなく親切なんです。(関係者の方がいらっしゃったら申し訳ないのですが)西葛西近郊の競合会社のYやKとは比べものにならない。これって西葛西店だけの話なのかな?

そう言えば先日日本経済新聞ケーズデンキが売り上げ目標のない会社として取り上げられていたっけ。もっともMさんに言わせると、「そりゃまあ、表の発言と裏の発言ありますから・・・」と笑っていたが明るい。会計の時に「今日はとても親切にありがとう。『お客様の声』みたいなのあったら書きますよ。何かない?」と尋ねたら名刺をくれて「もし何かあれば。。。よろしくお願いします。実は私はテレビ担当でして」と言ったので「分かった。ウチ買い換え計画しているんで、あなたから買います」と言って店を出た。

何しろ皆さん親切で悪い思いをしたことがなかったので昨日まで気がつかなかったのだが、妻と「いつもケーズデンキのMさんを指名すると、ウチのいろいろなことわかってくれいいかも」なんて話をしながら帰りました。

ああいうのを“神”対応って言うのかね。

いや~営業はああでありたい。

・・・というわけで、本日も皆さんにとって素晴らしい1日となりますように!!

(後記)これは5年前の記事ですが、それ以降もケーズデンキ西葛西店に行って嫌な思いをしたことは一度もありません。それどころか、いつ行っても、誰に話を聞いても皆さん親切。あれは社風でしょう。ウチはよほどのことがない限り、家電はすべてケーズデンキ西葛西店と決めています(上の書き込みのあともエアコン、ビデオ、冷蔵庫、電子レンジ、パソコン、冷蔵庫、乾燥機等々大きな買い物もすべてケーズデンキでした)。

あれは確か2年前の非常に暑い時期、エアコンを買えて数カ月経った頃頃だったと思います。突然居間のエアコンの壁が「剥がれて」って言うのかしら、何しろエアコンが壁から落ちかかったことがある。すぐにケーズデンキに電話したら数時間後に作業員の方が来てくれた。エアコンの設置ミスではなく(つまりケーズデンキに過失はなかった)、むしろ居間の壁の方に問題があることがわかったのだが、作業員のお二人はきちんと壁も直してくれて、エアコンを綺麗に再設置。「もう大丈夫です」となったのだが・・・・な、なんと「お代は結構です」と!!。「そうは言ってもエアコン設置に関わることなので」とのことで、3時間ぐらいの作業を、あの暑い中(何しろエアコンが壊れていたのですから、エアコンは利いていなかったわけです)タダでやってくれたのだ。本当に感動しました。

ちなみにもう一つ個人的な話を紹介しておく。実は同社は1992年にスイスで私募転換社債を発行している(確か2000万スイスフラン)。その頃スイスに赴任したばかりの僕は、当時の野村スイスの社長のお供で会食の席に着いていき、加藤社長(当時)にお会いしています。本当に気のいいオジサンでした。つまり同社は、こちらは30歳になったばかりの見習いシンジケートマネジャーだった僕にとって初めてのディール(横で先輩の仕事を見ていただけ)だったのです。

なお、我が家はこれを上の元記事を書いた5年前頃にケーズデンキの株式を購入し、現在も保有しています。(2021年8月30日記)

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