ここ2日ほどは暑すぎて、昼に散歩は身体にかえって悪いと思い昼寝に変えている(全然違いますね)が、1日3~4回の散歩、1日1万歩はほぼ習慣化したと思う。
昨日の朝、いつもの通り7時頃に散歩をしていて、近所の「わかくさ公園」で太極拳をしている中国人のご老人方に出くわした。「前からずっとだよ。朝の太極拳」。高校1年後輩のI君と週に3回朝ジョギングをしている次男が教えてくれた。
夕方5時頃、というか、あたりが暗くなりかかる頃の「わかくさ公園」はインド人の皆様(子どもも大人も)の社交場である。子どもたちがクリケットをする横で、インド人のママ友が雑談に興じ、幼稚園児が遊んでいる。荒川の土手を歩くと、ベビーカーを押しながら悠然と歩いているインド人老夫婦とすれ違う。
いつぞやはクリケットをしている男の子たちの横で女の子たちがおそらくヒンディー語で鬼ごっこみないな遊びをしていたのだが、ヒンディー語の会話から突然「最初はグー、ジャンケンポン!」とじゃんけんをして何かを決め、またヒンディー語に戻る光景に出くわした。現地の文化にこうして染まっていくのだなあと思った。
日本人の大人、子ども、お母様方は午後4時ぐらいまでじゃないかなあ(今はもっと遅いのかなあ。
つまり、「わかくさ公園」では
早朝:中国人
午前~午後:日本人
夕方~夜:インド人
と見事な棲み分けが起きているのだ。しかも、その時間帯には、圧倒的にその人種しかいない。例えば夕方の5時頃にわかくさ公園に行くと、多いときには50~60人はいる公園の人々のほぼ全員がインド人なのだ。今朝のわかくさ公園には(そもそも人があまりいませんが)中国人しかいなかった。
日本人とインド人の奥様方が重ならないのは単に生活時間帯の違いみたい。日本人の奥様方が「そろそろ夕食の支度しなくちゃ」と帰宅の途につくころにインド人が集まってくる、てな感じです。面白いでしょ。
1日4回(ここ数日は3回)の散歩で学んだ文化的発見?NHKの「ドキュメント72時間」で定点観測してほしいなあと思いました