金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

Brexit国民投票前夜

「今日1日は本だなあ」と思っていたら10時頃に某ソースクライアントからメール。「鈴木さん、何とか午前中にこれを・・・」500ワードの為替関連の記事。すぐに電話「お昼はちょっと無理だと思うけど、13時ぐらいなら」「助かります~。13時でお願いします」

Brexit国民投票が近づいているんでこういうもしようがないなあ、とは思う。

Brexitというのはイギリスの国際連合EU)離脱問題で、明後日に国民投票がある。もっとも国民投票自体でどうなっても、対EUではその後2カ月間の猶予期間があって交渉が続くし、それが切れていよいよ離脱本決まりになっても、国民投票自体は立法措置ではないので、英国の国内では議会しかるべき法的手続きが取られるはずなので、離脱が決まっても実際の離脱までにはまだまだ時間がかかる(ここまでうろ覚えで書いています)・・・てな話は置いといて、今朝のモーサテ(テレビ東京系列の「モーニングサテライト」ではNY側のMCが「ブレグジット」と注釈なしで使っていたのがちょっと気になった。昨年のGrexit(ギリシャが対EUで事実上のデフォルト(債務不履行)騒ぎの時はこの言葉を使っていなかった)なあ、なんてことを思い出しました。

(後記)ブレグジット国民投票は6月23日(日本時間の24日)。この時はまだ、まさかブレグジットが可決されるとは夢にも思わず、私は上の書き込みをした翌日から2泊3日の家族旅行に出かけました・・・そして帰ってきてからが大変だった(2021年6月21日記)。