金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

動かなければ、始まらない。やってみなければ「限度」はわからない(2016年4月)

昨日の書き込みと皆さんのコメントを読んでいるうちにふと思い立ち、先方から何も言われていないのに、私にメールをくれた方に職務履歴書を送り、「ご紹介者の方にご転送ください」と書いてみた。

「図々しすぎる」と取られる可能性はある。

「これをすると相手から図々しいと思われ、悪印象を与えるのではないか?」

というのが今一歩の行動を阻む要因の一つだと思う。この辺の「リミット」は自分自身の性格や表情、物の言い方、書き方、相手の性格や状況によって変わるので一概には言えない。ただ一つ言えることは、ある程度やり過ぎないと(失敗しないと)その辺の限度がつかめないということではないか。

つまり、何もしなければ何も起きない。良い仕事をしていれば仕事が自然に(口コミで)降ってくるなどと考えるのは、(本が売れれば本が自然と宣伝してくれる出版とは異なり、実務翻訳の場合は)幻想でございます。

もちろん常識的に考えてあり得ない(実は常識の範囲も人によって異なるんだけど)ことはしないにしても、昨日の職務履歴書添付は「お、そこまでやるか?」と思われるかもしれないが、それ以上の嫌悪感を与えないと思うし、私の側からすれば元々取引のないところなので最悪でもなしのつぶてになるだけだ。失う物はない。礼を失しないようメールの文章には気をつけつつ「ままよ」と送ってみた。

すぐに「ご丁寧にありがとうございます」と返事。一昨日の「よろしくお願いします!」のメールには返事がなかった。とういことは効いたのかな?すぐに「よろしくお願いします」とメール。

ここまでで、後はじっと待ちです。