金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

営業日誌46冊目 (2014年10月)

今日から営業日誌46冊目。2002年9月1日に、「今日からサラリーマンでなくなったので、せめて何時に起きたか、何をしたかの記録だけ残しておこう」と思って始めた。紆余曲折あったが今はノートの見開きの真ん中に横線を引いて4分割し(半ページ分)、1日分を半ページ×3と半ページはメモ用として残るようにしている。つまり見開きに3日分。

起床何時何分から始まって最後の仕事まで。何かが終わったら書くのでトイレ休憩もほぼ書く。

「9時50分~10時15分:(1時間5分)。10時20分~11時30分〇〇レポート(1時間10分)/2時間15分」という具合。この10時15分と20分の間がトイレ、というわけ。5分単位で書いている。

書き始めてから今日まで、仕事をしなかった日以外は必ずつけてきた。もう習慣なので義務感はない。仕事が一区切りついたら、机に座ったら「今したこと」を時間とともに記録する。

毎朝、前日の仕事時間を合計して記録し、月曜日~日曜日を1週間と置いて、月曜日の朝に先週1週間のまとめをエクセルに記録する。上にあるように体重、体脂肪率なども書く。

2007年(06年だったかな?)にJTFで初学翻訳者向けの講師を務めた時に古いノートの写しをテキストに入れたら結構関心を持ってもらえたので、初学者の人は比較的経験のある翻訳者がどういう生活をしているのかに興味があることに改めて気づいた。考えて見れば自分も興味があった。そこで3 ~4年前からtwitterに、そして3年ほど前からFBに「昨日のまとめ」みたいな記録を公開することにしたのである。2年ほど前にサンフレアで同じ趣旨の講師を務めた時も古い(6~7年前の)ノートをそのまま数冊持ち込んでお見せした。

そうして46冊。何か歴史を感じます。最近はノートを換える度に最初の見開きのページにそれまでにメモってきた名言などを書き写すことから始めています。

今日はそのうちの一つ。

「その本について世界で一番知っているのは訳者」

昨年のノンフィクション忘年会打ち合わせの時に村井章子さんから飲み屋でうかがった一言。

今日も頑張りましょう。金子先生の翻訳教室で凹んできます。

(後記)ちなみに営業日誌は、現在59冊目です(2021年10月1日記)

営業日誌(2018年4月) - 金融翻訳者の日記

独立翌日(2021年9月2日)の営業日誌 - 金融翻訳者の日記