(1)編集者からのメール
鈴木さま
お世話になっております、Tです。
お待たせしました。増刷が決まりました!!!!
直接ご連絡したくて、お電話を差し上げたのですが
お留守でしたので、メールでのお知らせで失礼します。
よろしくお願いいたします。
(ここまで)
私は歯医者に行っていました。
この本マジで良い本だと思っていますが、新聞広告がなかったこともあって自分でも色々(売るために)努力した感じが強いのでことさらに嬉しいです。
皆様のご支援のおかげです。ありがとうございます。
さて私にとって新鮮な経験はこの先のやり取り
(2)私から編集者へのメール
ありがとうございます!!
ち、ちなみに何部・・・?
(3)編集者からのメール
鈴木さま
〇〇〇部です。
なにか問題がありましたか?
(こういう問い合わせは初めてですので)
(4)私から編集者へのメール
ありがとうございます!!!
>なにか問題がありましたか?
>(こういう問い合わせは初めてですので)
何の問題もありません。単に狸の皮算用をしたかっただけでして・・・・。
ありがとうございます!!!
(ここまで)
という実に面白い(?)やり取りがありました。何部増刷かを尋ねられたのが初めてって・・・普通尋ねるものではないかしら?だって収入に直結する最も重要な情報じゃん。・・・というかこれは僕が実務翻訳者だからなのだろうか?
何しろ、日経新聞とIHI社長の愛読書のPOPを使った営業はここからだ!このまま突っ走れー!!!(売れないかも知れないがたのしいじゃないですか)
(後記)実はこの話には後日談があります。この時増刷になったのは、『世界でいちばん大切にしたい会社』(翔泳社)なのですが、翔泳社さんは、刷り部数ではなく実売部数で印税を払う会社だったのです(初版分だけが刷り部数)。「増刷になったのに金が入ってこないなあ」とこの2カ月後に編集部に電話して初めて知りました。出版契約にはしっかり書いてあったので単に僕の無知だったわけです(大恥)(2021年7月9日記)。