金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

警察から電話が来るまでの2日間、財布をなくしたことに気づかなかった話(2012年12月)

ついさっき、地元のK警察署から電話。札入れ(クレジットカード、免許証、健康保険証、現金等全部入っている)落としていたらしい・・・え、いついつ?え、24日(月)?

あ~妻と買い物に行ったときだ。何で今まで気がつかなかった?あー出かけていなかったからだ。お金もそのまま入っているらしい。

このご時世に、なんと超ラッキー。世の中の皆様に大感謝。

今から取ってきます。

……

今警察署から帰宅。

警察にて・・・

私「あ~助かりました。全部入ってます。ありがとうございました」
担当者「クレジットカード2枚、免許証、健康保険証・・・・あと現金1万8000円、はい、間違いありませんね(現金は別の袋に入っていました)」
「いや~このご時世に助かりました」
「それと、拾われた方にはお礼を請求できる権利があるのですが、それは放棄されました。お名前も、ご住所も匿名にされるということで・・・それでは(拾った人の名前等が隠されている書類を示され)ここにご署名をお願いします・・」
「あーよかった」
「それにしても、なくされたの一昨日ですよね。で、これだけの物なくされて今まで気づかれなかったのですか?」
あーすみません。僕、家で仕事しているもんで・・・」
「いや、それにしても、全然お財布とかも使われないんですか・・・」

(一瞬不信の目を感じた、かも)

「いや~警察からお電話いただくまで一切外出していなかったもので」
「この2日間?」
「はい、この2日間」
「・・・はい、わかりました。どうぞお引き取り下さい」
「ありがとうございました!」
で、納得してもらえたようです。

あ~よかった。

それにしても、「知らぬが仏」とは24日から昨日までの私のためにあったような言葉だろう。

「もし、財布を無くしたことに24日の夜に気がついていたらどうなっていただろう?」ということが夕食時に話題になった。

「まずは何よりもクレジットカード会社に電話して、その後SUNAMOに連絡して、その後買い物に言ったショッピングセンターと葛西臨海公園まで自転車下りて道を探したろうから、大変だったわね―」と妻。

葛西臨海公園」とは3日間の大会から帰ってきた次男を午後7時頃に自転車で迎えに行ったのだ(徒歩だったため)。

財布が見つかったのが臨海町、午後8時半ということだったので財布を落としたのは次男を迎えにいった時だが、もし当日の夜にないことが分かった場合は、どこで落としたのかはわからないので大変なことになっていたろう。

それにしても善意の第三者の方の善意には頭が下がる。

この感謝の気持を忘れちゃいけない。