金融翻訳者の日記/A Translator's Ledger

自営業者として独立して十数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

無理しない

出会った言葉:「お父さん、昨日から今日まで一度も『忙しい』って言わなかったね。(「そうだったかな?」)そうだよ。アタシ、それだけで心がホっとする。救われたような気分になるの。どうもありがとう」(昨日、妻より) (後記)3年前に比べるとこうい…

編集者も翻訳者とおんなじ

出会った言葉:「時間がない」と感じるのはあなたの勘違い。まずは「忙しい」と言うのを完全に止めてしまおう。(『週40時間の自由をつくる 超時間術』メンタリストDaigo著 実務教育出版より) 『ティール組織』を僕に紹介してくれたOさんへのお礼食事会(実は…

飜訳会社の延長線上にソースクライアントはいない(2021年4月)

昨日電話で話したある翻訳志望者の方は「翻訳会社とのつながりを広げ、深めていくとその先にソースクライアントがある」という誤解をされていたがそれはあり得ない。ソースクライアントは、自分で開拓、つまり営業活動をしないとという話をした。 飜訳会社を…

『ティール組織』の翻訳について語る会

昨日は、昨年来『ティール組織』関連の勉強会やパーティーでお会いした 半田 志野 さん(NPOの組織基盤や会計のサポート フリーランス)と 榎吉郁夫さん(株式会社ライフスタイルイノベイション 代表取締役)の御発案による「『ティール組織』翻訳者鈴木立哉…

営業日誌(2018年4月)

皆様、昨日の「ちょっと自慢:家計簿32年」の書き込みに暖かいコメントありがとうございました。我が家はここ数年段階的に震災対策をしてきたのですが、唯一残っているのが「今大地震が起きたらお父さんは間違いなく落ちてきた本で死ぬ」と呼ばれている私の…

我が家のプチ自慢

本日、我が家には結婚以来32年間のすべての家計簿が残っていることが判明しました。しかも同じ業者の同じ型番の家計簿。 あと200年ぐらいしたら歴史的資料「翻訳士の家計簿」になるかも! (余談)ちなみに結婚後のサラリーマン時代の給与明細書もすべて残っ…

文芸翻訳の難しさ

今この瞬間に僕が訳している経済(市場)レポートについて、僕は歴史的背景も世界情勢もちゃんと分かって、その中の一部としてこの文章も表現も捉えられている。 したがって文章を読めばそこで言いたいことをほぼ正確に分かるし、かつ表現の機微も読みとった…

自分にできないはずがない

最近の勉強会から:柴田元幸先生(64歳)は毎晩寝る前に英語の原書を70ページ読んでいる。松本道弘先生(78歳)は毎週欠かさずEconomist誌を読み通している。 自分にできないはずがない。