(1)2020年3月13日
こんな時でも、明るさまでは失わずにいたい。
(「サッカー人として モラルの線引き」三浦知良本日付日本経済新聞)
(2)2019年3月12日
何年も会わないのに、ずっと心のなかの指標となってくださるひとがいる。私にとっては、中学の頃、美術を受け持っていただいた丸山先生がそうだ。
……
……下校しかけていると、先生に「弁当買ってきてくれへん?」と呼び止められたことがある。スーパーは学校のすぐ隣だし、二つ返事で引き受けて、お金を受け取ろうとすると、財布を丸々託された。ずっしりと分厚い財布には、現金だけでなくクレジットカードなども入っている。驚きつつも、自分は信頼されているのだ、と感じ、ひどく嬉(うれ)しかった。(信じるチカラ 木ノ下裕一 3月9日付日経新聞 夕刊)
(3)2018年3月12日
Giving is living. モリー・シュワルツ
・・・(中略)・・・「取る<テイク>」のは、自分が死にかけている感じ、「与える<ギブ>のは、生きている感じがする(、と)。
(本日付朝日新聞「折々のことば」より)