金融翻訳者の日記

自営業者として独立して10数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

子どもたちへの告白

「お父さん、前から聞こう聞こうと思っていたんだけどさ・・・」

 

先日、妻が近所のお友達と食事会に出ていたので長男、次男と3人で魚料理のうまい居酒屋で食事をした。大ジョッキで乾杯をしてつまみの一つ目が出た頃に長男(成人)が唐突にこう切り出した。

 

「お母さんと付き合う前に、誰か別の人と付き合ったことあるの?」

 

全く予想できない質問ではなかった。いつかこういう質問をされるのではないかとおもっていたものが、とうとう来たという感じだろうか。僕の向かいに座って政治経済の本を読んでいた次男(予備校生)が一瞬顔を上げたような気がした。10年前だったら「そんなはずないだろう」と答えていたところだろう・・・。

 

「いたよ・・・ふられちゃったけどね」

 

長男はやっぱりそうか、といった表情で、次男はまた勉強に戻りつつ耳ダンボになってたんじゃないかな。まさか、「学生時代に3回ふられたと」はよう言えなかった。これは親の見栄かな。

 

僕が妻を初めて家に連れて行ったときにウチの母が見栄を張って(自分の息子がモテることを自慢したくて)僕がそれまでに何人も女性を家に紹介したみたいなことを臭わせて「君たちのお母さんが怒っちゃってさ-」「おばあちゃんらしいね~」みたいな会話がちょっと続いたけれども子どもたちはそれ以上突っ込んでくることもなく他の話題に移った。子どもたちがさらにその続きを聞きたかったのかどうかはよくわからない。ただ、僕はその3~4分の間に「いいか、この話のことは絶対お母さんに言うなよ」と4,5回は言っていたような気がします。

 

ちょっとドキドキした会話でした。おかげで少し飲み過ぎた。