金融翻訳者の日記

自営業者として独立して10数年の翻訳者が綴る日々の活動記録と雑感。

ABD(Active Book Dialogue)の衝撃

昨日、某出版社の会議室でABD(Active Book Dialogue)と呼ばれる勉強会に参加した。参加の理由は、今度出版される訳書の再校ゲラがテキストになったからだ。 衝撃的だった。これだけの衝撃を受けた勉強会はもう何年もなかったかもしれない。 ABDとは、参加…

初めてのTOEIC(950点)の結果が紙で来た。

TOEICの結果が紙で来た。 リスニングが495(ただし最高点と書いてある)というのは、満点じゃないんだ~。 私のリスニング スコアの内訳: ① 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べ得られている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推…

初TOEICは950点

今朝TOEICのことを書いたら、本日午後にTOEICのインターネットで結果が出たと学校から帰った息子(今日から新学期)が教えてくれた。5分ほど前に見たところ。 Listening 495 Reading 455合計 950 息子の視線を背に感じつつ「このページのここをクリックして…

「翻訳ストレッチ」の一貫としてのTOEIC

翻訳ストレッチにTOEIC(L&R)の勉強を加えて1カ月ぐらい。元々次男から煽られて申し込んで、問題用紙に書き込みをしてはいけないルールも知らずに受けたのだが、1回経験して思ったのは、TOEICの受験勉強は基本的な英語力を身につける(あるいは忘れない)上…

「『知らぬが仏』のTOEIC」(初TOEIC受験記)

「お~い、どうだった?」 「最後まで行かなかったよ~」 「ヘッヘッヘ。こっちは10分余ったぞ。関正夫先生の作戦だな」 「え、どういう作戦?」 「セクション7をDPとTPからやって、最後にSPにしたんだ。セクション5と6が終わって16分。あと59分のところで…

「前川さん、大いに語る」2017年8月14日まで公開されています。

(今日までです!拡散=シェアを強く、強く希望します!!) 特別公開は今日までです。 1時間15分の講演もさることながら、その後の質疑応答が実に興味深い。前川さんのいろいろな本音が聞けます(1時間以上の講演と、その後1時間以上の質疑応答を見ると、人…

TOEIC:日本語を介さないで英語を読み聴きしないと

ヒョンなことからTOEICを受験することになりまして。 「他のどんな参考書、問題集よりも公式問題集をシャブリ尽くせ」という子どものアドバイスに従い2カ月前から準備するはずが、先週から公式問題集を一通りやってみた。 といっても「通し」(リスニングか…

TOEIC申し込みを押し切られる

昨日仕事をしている私の後ろから声をかけられた。 「お父さん、TOEIC申し込めるよ」 「え、あ、そうだった?・・・で、いつ?」 「9月10日」 「え、あ、仕事が・・・・・・あ、いや月末じゃねえか」 「約束だよ」「わかった。申し込んでおこう」 「今、申し…

特区諮問会議の民間議員の皆さんに問いたい。

民間議員の皆さんの、岩盤規制は撤廃すべきだ。というご意見に大賛成。 その上でお尋ねしたい。 そもそも民間議員の皆さんはなぜ、申請してきた加計学園の理事長が安倍首相の腹心の友であることを問題にしなかったのでしょうか? 親しい所であるが故に、慎重…

首相は「そもそも」の意味を引く前に・・・

首相は「そもそも」の意味を引く暇があったら、まず「李下に冠を正さず」の意味を辞書で引くべきだった。 安倍さんは、そもそも特区ができた時点で「誠に申し訳ないが、私の首相在任期間中、加計学園は特区には申請できない」と理事長に頭を下げてあきらめて…

前川前文科省事務次官の記者会見の雑感(2)

(正確に数えたわけではないが)合計で20名くらいの質問者のうち、朝日、日経、テレ朝、NHK、時事、共同、東京が各1名(か2名)、個人会員2名だったのに対し、産経新聞とフジテレビの質問者が6~7名いた(およそ3分の1)ということ。ちなみに司会は毎日(前…

前川さんが彼らに与えた最大の打撃

前川さんの記者会見でもう一つ思ったこと。 安倍、管、荻生田、松野、義家、そして内閣府の審議官たちは、この前川さんと同じルール(本人のステートメント(30分程度)、自分に好意的な代表者による一問一答の質疑応答(30分程度)、その後、参加者なら挙手…

前川前文部科学省次官、記者会見で最も重要なこと

仕事しながら2時間見ました。素晴らしい記者会見だった。 見た甲斐があった。 冒頭に司会の方から、「国会で語ってもらおうにもその場がないので、ここは証人喚問ではないが、前川氏には是非良心に従ってお答えしていただきたい」との挨拶があって始まった今…

加計学園問題への経済界のあるべきスタンス

「我々民間企業は、投資家、顧客、そして社会一般に対し、適時、適切、公平、迅速に情報を開示する、という重大な責務を担っている。 今国会の成り行きを見ると、事柄は一学校法人の許認可云々という卑小な問題ではない。 政府部内における政策決定プロセス…

私は圧力を一切かけていない。

「私は圧力を一切かけていない。ただし、大変遺憾なことに、私の意向を曲げて忖度した一部役職員が関係各省庁に圧力をかけるという『行政を歪める』がごとき行為があった ― そう認めざるを得ない証言や文書の存在が明らかになっている。 もとより私にはその…

TOEIC模試を1回受けての感想

『TOEIC 完全教本 新形式問題対応』 https://www.amazon.co.jp/dp/4327430862/ のテスト1を、パートごとに時間を測って取り組み、採点し、復習を終えたところ。 とはいえ本番と同じではなく、毎日30~40分程度ずつ割いているので、「一気に通してやるのとは…

TOEIC模試を8割ほど受けての感想

ちょっと事情があって3日ほど前からTOEICテキストに取り組み始めた。と言っても本番通りの時間はとれないので、細切れに時間を計りながら受けています(毎晩、寝る前の30分ぐらいずつ)。 リスニングが終わって採点し、今はパート7の前半(200問中の170番)…

『英語力はメンタルで決まる』

英語の勉強をもりもりやる気になる本。 「お前にいいんじゃないか?」とTOEICに燃えている次男に紹介しようとしたら、「今日ちょうど本屋で立ち読みしてきたところだ」というので、元々読もうと思っていたし、立ち読みで終わったら美野さん(本書の編集者で…

10年以上の営業活動(?)の成果

昨日の夕方は某社の編集者の方と食事。 名前の出なかった(翻訳協力者としては出た)最初の訳書を担当していただいて以来、Lさんとの付き合いは12年になる。「付き合い」と書いたが、Lさんの本職は書籍ではなく雑誌だったこともあり、訳書が出る度に私の方か…

「ちょっと前のアタシ、ナイス!」

「ちょっと前のアタシ、ナイス!」と妻がニコニコしていた。「何ですか、それ?」 「今日ね、朝から洗濯、掃除、ゴミ出し、生協への発注、請求書書きをてきぱき、ほぼ同時に進められたのよ」「ほ~それはそれは」「でもね、それをしているときは、結構夢中で…

生まれて初めて席を譲られた話

一昨日のこと。叔母の通夜に参列した後だから、午後9時くらいだったかな。 東西線日本橋駅でかなり混み合っている電車に乗り込み、通路の奥まで動いて荷物を棚に乗せようかなと思ってゴソゴソやっていたら「どうぞ」との声。年の頃30ぐらいだろうか、スポー…

「ディープでコアな講演会」ー 大森望×山形浩生 「ディストピアSFの系譜」

昨日は夕方まで仕事。5時に納品した後に下北沢へ。数々のラーメン屋の誘惑を振り切りカレー屋に入る。会場は駅からすぐ近くだが細い道を入ったところ。催し物があるとの看板がないと、つい通り過ぎそうな入り口から階段を上った2階にある、目立たない書店。…

『ブレイクアウト・ネーションズ:「これから来る国」はどこか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 』 訳者あとがき(2015年3月に執筆)

本書はルチール・シャルマ(Ruchil Sharma)氏によるBreakout Nations In Pursuit of the Next Economic Miraclesの邦訳(文庫版)である。なお原著は2012年5月にハードカバー版が、一年後の2013年4月にペーパーバック版が刊行されたが、ペーパーバックの刊…

AI翻訳が日本語に及ぼす影響

AI翻訳が勢力を増すと、「情報さえ伝われば文体は関係ない」と言った乗りの、普通の日本語からは思いつかないような不自然な文章(や文字の組合せ)(しかし情報は取れる)が出回るようになるかも。

AI翻訳は翻訳者のどういう分野のどういう仕事を奪うのか?

語彙や言い回しに関するルール(含む文法)が事細かに決められており、ルールの汎用性が高く(地方やサブセクターでの方言が少ない)、ルールが変更される頻度が低く、主に情報伝達を目的とするメッセージ性の低い文章ほどAI翻訳に取って代わられやすいと思…

『ブレイクアウト・ネーションズ:「これから来る国」はどこか? 』に対する単行本出版3年後の書評

3年前に単行本(原書はその1年以上前)、昨年文庫化した『ブレイクアウト・ネーションズ』に、その調査手法と執筆姿勢に焦点を当てた好意的な書評がアマゾンに載った。 書き手の方の了解を得ていないが、すでに定価の10分の1以下になってしまった書籍の書評…

「Q思考」を知ると、世界の見かたが完全に変わる!──話題の翻訳書、訳者が語る! 第4回『Q思考』

(以下は、https://courrier.jp/news/archives/57035/からの転載です) 考えかたが変わる「たった3つの問い」 著者のウォーレン・バーガー氏はデザイン思考、イノベーションを得意とするジャーナリストです。ジャーナリストにとって最も大切な能力の1つが尋…

クーリエ・ジャポン:「Q思考」を知ると、世界の見かたが完全に変わる!──話題の翻訳書、訳者が語る!

『Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法』に関するエッセイ(紹介文)がクーリエ・ジャポンに掲載された。 訳者まえがきを膨らませ、イノベーター、ビジネスマン向けであると同時に、教育本、子育て本としての側面をやや強調した(実際、小中学生のお…

『Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法』 ダイヤモンド社 書籍オンラインから

今回はダイヤモンド様が結構力を入れてくださっていまして、ホームページに次のような連載記事が掲載されています。い 第1回 出世のスピードは質問の多さに比例する http://diamond.jp/articles/-/92931 第2回 ブレストはこんなに無意味だった!研究で判明し…

『Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法』訳者あとがき

『Q思考――シンプルな問いで本質をつかむ思考法』 }}"> }}"> ウォーレン・バーガー著、鈴木立哉訳(ダイヤモンド社) 内容をご理解いただくため、訳者あとがきを再掲する。 (以下引用) 本書はウォーレン・バーガー(Warren Berger)著A More Beautiful Ques…